Hilton HONORS




HILTON HONORS(ヒルトンHオーナーズ)

ヒルトンのホテルプログラムはHILTON HONORS(ヒルトンHオーナーズ)と呼ばれるものです。ポイントを貯めてお得に利用することができます。さらに、利用すればするほど会員レベルが上がる仕組みになっており、上級会員には多くのお得な特典が用意されています。

参加ホテル

日本のヒルトングループだけでなく、世界中のヒルトングループのホテルが参加しています。紛らわしいですが、ホテルの名前にヒルトンという文字がない場合でもヒルトングループの一員だったりします。

  • Hilton HOTELS & RESORTS
  • WALDORF ASTORIA HOTELS & RESORTS
  • CONRAD HOTELS & RESORTS
  • canopy by HILTON
  • CURIO A COLLECTION BY HILTON
  • DOUBLE TREE BY HILTON
  • EMBASSY SUITES by HILTON
  • Hilton Garden Inn
  • Hampton by Hilton
  • tru
  • HOMEWOOD SUITES BY HILTON
  • HOME2 SUITES BY HILTON

Hオーナーズポイント

ポイントを貯める

ホテルに滞在するなどの方法によりHオーナーズポイント(ポイント)を獲得することができます。客室の支払い金額を対象に、1USドルにつき10ベースポイントを獲得できます。日本円で支払ったとしてもUSドル換算になりますので、円安だとちょっと多めにポイントが貯まることになりますね。

ベースポイントとは別に、ボーナスポイントとよばれるものがあります。ボーナスポイントの獲得方法はいくつかあるのですが主な方法は

  • My Wayオプションの選択
  • エリート会員向け特典
  • ヒルトンHオーナーズクレジットカード

あたりだと思います。

My Wayオプションでポイント&ポイントを選択することで、1USドルごとに5ポイント(ベースポイントとに加えて)獲得できます。この方法は効率よくポイントを貯めることができますので、ポイントで無料宿泊を目指す方は「ポイント&ポイント」を選択するのが良いでしょう。

エリート会員向けの特典では、会員レベルに応じてボーナスポイントが付与されるようになります。詳しくは会員ランクの説明を参照ください。また、ゴールド以上の会員はホテル内特典というものを選択可能で、最大1,000ポイントを獲得できます。

ヒルトンのクレジットカードを作ることで、日常の買い物でもポイントを貯めることができます。さらに、カードの種類によってはエリート会員資格が付帯するものもあります!カードの詳細については別途紹介します。実はこのクレジットカードが抜け道のひとつなのです。

また、時期によってはダブルポイントなどのキャンペーンを実施しています。キャンペーン情報は必ずチェックするようにしましょう。さらに、ポイントを購入することも可能です。

ベースポイントとボーナスポイントは合算されますが、会員ランクの獲得にはベースポイントのみが対象となりますので注意してください。

さらに航空会社のマイルも貯める

ヒルトンでの滞在で航空会社のマイレージも獲得できるようになっています。
ANAやJALでは1滞在あたり最大で100マイルを獲得できます。

さらに、マイルとHオーナーズポイントの両方を獲得すること(Double Dip:ダブルディップ といいます)も可能です。1USドルについき1マイルを獲得することができます。これは他のホテルプログラムではあまり見ない特典です。ホテルを利用する方は一緒に飛行機を利用することも多いと思いますので、マイルを貯めている方はダブルディップも魅力的ですね。

ポイントを使う

ポイントを利用して宿泊(無料宿泊)することができます。これが最もポイントをお得に利用する方法だと思います。すべてのホテルは1から10までのカテゴリーに分類されており、カテゴリーに応じて必要なポイントが異なります。

日本にあるホテルのカテゴリーと必要ポイント(スタンダードルームの場合)はこんな感じです。

ホテル カテゴリー 必要ポイント数
ヒルトンニセコビレッジ 7 30,000〜60,000
ヒルトン東京 7 30,000〜60,000
コンラッド東京 10 70,000〜95,000
ヒルトン東京お台場 7 30,000〜60,000
ヒルトン東京ベイ 9 50,000〜80,000
ヒルトン小田原リゾート&スパ 10 70,000〜95,000
ヒルトン成田 3 20,000
ヒルトン大阪 8 40,000〜70,000
ヒルトン名古屋 6 30,000〜50,000
ヒルトン福岡シーホーク 6 30,000〜50,000
ヒルトン沖縄北谷リゾート 9 50,000〜80,000
ダブルツリーbyヒルトン那覇 4 20,000〜30,000
ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城 4 20,000〜30,000

会員ランクと特典

滞在数、宿泊数、獲得するペースポイントに応じてレベル分けされています。平会員でもいくつかの特典がありますが、最上級のダイヤモンドの特典はかなり魅力的です。特典はいくつもあるのですが、特筆すべきものを以下に挙げておきます。

ブルー会員

入会するとまずはブルー会員になります。いわゆる平会員と呼ばれるものです。
24時間前になるとデジタルチェックインというサービスを利用でき、客室のレイアウトを見ながら部屋を選択できるのは良いです。他の特典は特別感があるものではありません。まぁ登録すれば無条件でなれるランクですので、当然といえば当然ですね。

シルバー会員

1年間に4滞在または10泊するとシルバー会員になります。ブルー会員の特典に加えてさらにいくつかの特典があります。そうは言ってもシルバー会員ですとそれほどメリットはありませんが、フィットネスセンターの利用が無料になるのは大きいでしょう。数千円払って利用している方は嬉しい特典なのではないでしょうか。また、シルバー会員はベースポイントの15%がボーナスポイントとして付与されるようになります。

ゴールド会員

1年間に20滞在または40泊、または75,000ベースポイントを獲得するとゴールド会員になります。シルバー会員の特典に加えてさらに特典が追加されます。

コンラッドやヒルトン、ダブルツリーなどのホテルでは朝食が無料になります。ホテルの美味しい朝食が無料になるのは嬉しいですよね。それと、部屋の空き状況によっては客室がアップグレードされます。どの程度アップグレードされるかは空室状況やホテルによって異なりますが、アップグレードされても1ランクぐらいだと思っておいた方がよいでしょう。

ダイヤモンド会員

1年間に30滞在または60泊、または120,000ベースポイントを獲得するとダイヤモンド会員になります。この条件をクリアできる方はかなり限られてくるでしょう。それでけに、提供されるサービスの格は他の会員レベルのものとは一線を画するものです。最上級の会員ランクですので、ゴールド会員の特典に加えてさらに特典が追加されます。

一番下のカテゴリーであるヒルトンルームを予約していてもエグゼクティブルームぐらいにアップグレードされることが多くなります。運が良いとスイートまでアップグレードされることもあります!

ヒルトン東京 シティースイートキング(2017年5月)

コンラッドやヒルトン、ダブルツリーなどのホテルの一部ではエグゼクティブラウンジの利用が可能になります。エグゼクティブラウンジでは朝食やアフタヌーンティー、そしてカクテルタイムでのアルコールとおつまみの提供などがありますので、時間があれば便利に利用できます。さらに、空きがあれば客室のアップグレードもあり、最安値のスタンダードルームの予約でもエグゼクティブフロア等の良い部屋をアサインされることも増えます。他にも48時間前までに予約することで客室を保証してくれたり、ベースポイントの50%がボーなるポイントとして獲得できるなど、最上級の会員ランクとしての特典が多く用意されています。
エグゼクティブラウンジの様子の詳細はこちらから↓↓↓

ヒルトン エグゼクティブラウンジ情報まとめ

会員特典比較

ざっと会員ランクについて重要なポイントをまとめてみました。滞在に何を重視するかによって嬉しいポイントというのは変わってくると思いますが、お得に良い滞在をするという観点からはこんな感じでしょうか。

ブルー シルバー ゴールド ダイヤモンド
条件 入会 4滞在or10泊 20滞在or40泊or75,000ポイント 30滞在or60泊or120,000ポイント
特典の魅力 デジタルチェックイン フィットネスセンター無料 朝食無料 ラウンジアクセス
アップグレード期待度 低い 低い 高い 超高い

注意

会員ランクによって受けられるサービスはホテルによって異なりますのでご注意ください。また、レイトチェックアウトやアップグレード等はチェックイン時の状況によって異なります。詳しくはHONORSのホームページでご確認ください。