エミレーツ航空ビジネスクラス搭乗記(成田-ドバイ)

中東、ヨーロッパを周ることになりました。 いつものスターアライアンスではなく、気になっていたエミレーツ航空を利用してみることにしました。


成田からドバイへはA380を飛ばしています。
1日1便のみですが、自社ラウンジを持っているあたりはさすがです。

搭乗手続きを終えてさっそくラウンジに向かいました。

ラウンジに入るとエミレーツワールド全開です。
日系の航空会社とは全く違う雰囲気で、新鮮な感じがしますね。

 

1便だけですがラウンジはかなり広め。

A380なのでビジネスとファーストだけでも相当数の座席があるのでこの規模のラウンジが必要なのかもしれません。

 

壁には日本をイメージした絵画ばかりが並べられています。

 

エミレーツといえばモエ・エ・シャンドンというぐらいイメージが定着していますよね。

こちらのラウンジでもシャンパンはモエ・エ・シャンドンでした。

 

アルコールは充実しています。

赤ワイン2種類、白ワイン2種類、ウイスキーはグレンフィディック、ジャックダニエルなど。

さらにリキュール系も数多く取り揃えられておりかなりの種類のカクテルも作れそうです。

 

デーツがあるあたりは中東のエアラインという感じですかね。

 

冷たいものはこちらに集められていました。

チーズの種類が豊富なのはワインを飲まれる方には良いのではないでしょうか。

 

こちらのラウンジではなんと天ぷらがオーダーできます。

お願いするとできたての天ぷらを持ってきていただけます。

 

ラウンジで寛いでいるとあっという間に搭乗です。

ファーストクラスとビジネスクラスは2階部分です。

座席はスタッガードタイプ。

シートのカラーリングは独特ですね・・これはANAのほうが好みです。

 

モニタは大きく解像度もそこそこ高そうです。

 

 

窓枠もゴージャスな感じ。

窓の下にある収納は結構なサイズがあり、使い勝手が良くて便利でした。

 

シートコントローラーはシンプル。

 

コンセントやUSBはシート側にあります。

ANAはモニタの下にありますが、こっちのほうが使いやすいですね。

 

各席に水やジュースがセットされているのが特徴ですね。

グラスもありますのでCAさんを呼ばなくてもすぐに飲み物を飲めます。

 

その横には小型のモニター。

取り外してタブレットのように使うことができます。

このあたりもANAにはないものなので新鮮な感じです。

 

ヘッドホンも高級感があります。

使わなかったので音のクオリティーまでは分かりませんが、ノイズキャンセリングの機能もついているようです。

 

 

こちらは靴下とアイマスク。

スリッパがないのは誤算でした・・

 

アメニティはブルガリです。

エミレーツ別注のブルガリポーチに入ったものが配られました。

 

ファスナーのところにはちゃんとブルガリの文字が入っています。

 

窓側はやはりプライベートな空間な感じがして良いですね。

 

出発までシャンパンをいただきながら待ちます。

 

しばらくすると食事が提供されました。

機内でもモエ・エ・シャンドンが提供されていますので、シャンパンと一緒にいただきました。

 

メインはビーフ テンダーロインステーキ。

柔らかくしっかりと肉の味が感じられるステーキで美味しかったです。

 

デザートはタルトをお願いしました。

ゴディバのチョコレートもついています。

ポートワインと一緒にいただきました。

ANAではポートワインがないのですが、エミレーツには常時用意されているようです。

 

A380のビジネスクラスの特徴のひとつは、なんと言っても機内バーではないでしょうか。

バーには各種のお酒が用意されており、カクテルを作ってもらうこともできます。

軽いおつまみもここにありますし、写真はありませんが周りにはベンチのようなシートもありますのでここでゆっくり飲むことも可能です。

寝付けなかったのでしばらくここで飲んでいました。
ここにいると同じ様に飲みにくる人がいて、ちょっと会話を楽しんだりできるのが面白いですね。

といってもフランクに話しかけてくるのは外国人の方ばかりでしたが、まったく違う分野の仕事の話を聞けて楽しかったです。

ちなみにCAのみなさんが完璧にカクテルを作れるという訳ではないようです。

私がカクテルを頼んだら分量が分からないので教えてくれと言われました。

 

トイレにはブルガリの香水が置かれていました。

ブルガリのタイアップはこんなところまで・・

 

トイレの鏡横の引き出しに歯ブラシやシェーバーが用意されています。

 

 

快適なフライトで11時間ほどの飛行時間でしたがあっという間にドバイに到着です。

ハード面はANAよりも勝っているように思います。

お酒もクオリティーが高いですしアメニティもエミレーツのほうが良いです。

ただし、サービスなどのソフト面はANAの方が圧倒的に良いですね。

エミレーツは笑顔でサービスしていただき印象は良いのですが、お願いしたものを忘れられていたり、提供までにかなり時間がかかるなどイマイチなところもありました。

 

さてドバイから乗り継ぎでしたのでドバイにあるエミレーツのラウンジも簡単に紹介しておきます。

ラウンジは広大でアジアやウエスタンなどいくつかのエリアに分かれています。

その一角にモエ・エ・シャンドンのコーナーがあります。

 

 

  モエ・エ・シャンドンのネクターアンペリアルやグランヴィンテージ2009、ロゼがあるのが特徴です。

さらっと置かれていますが、これ買うと結構な値段がするやつです 笑

モエ・エ・シャンドンを飲み比べてみるのもいいかもしれません。

 

モエ・エ・シャンドンバーでもその他のワインやウイスキーなども置いてあります。

 

食事もおつまみがそろっていますし、他のブースに行けばさらにちゃんとした食事もあるようでした。

 

今回始めてエミレーツ航空を利用しましたが、ANAと比べて良いところ悪いところが良く見えてきました。


中東やアフリカあたりはスターアライアンスが弱いように思いますので、このあたりの地域に行くときはたまにエミレーツを利用してもいいかもしれません。

ヨーロッパもANAだとビジネスクラスが取れないときもありますので、そんなときはドバイ経由でエミレーツ航空を利用するというのも選択肢になりそうです。

 

 

 

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