ANAマイレージクラブ




ANAマイレージクラブ

旅にはつきものの移動手段。
国内だけでなく国外への移動には飛行機を利用することになります。
たかが移動とはいえ待ち時間も含めると多くの時間を移動に費やすことになります。

複数の航空会社があるため、航空会社にとっては頻繁に利用する人を囲い込むことはとても重要なことです。
したがって、囲い込むためにあの手この手でアプローチしてきます。
利用者としてはそれをうまく使わない手はありません。

ANAのマイレージクラブにも会員レベルがあります。
レベルに応じてさまざまな特典が用意されています。
会員レベルの詳細はANAのサイトを見ていただければ分かると思いますが、はっきりいって質の高い旅を実現する観点からはほぼ意味のない特典もあります(笑)
ここでは質の高い旅に貢献してくれる特典に着目してみたいと思います。

ブロンズサービス

1年間で30,000プレミアムポイント(うちANAグループ便が15,000)でブロンズになれます。
距離や航空券のクラスにも依存しますが、まぁ感覚としては羽田-福岡間を月に1回程度往復しているとブロンズは達成できます。

特典はいくつかありますが、ここで着目するのはアップグレードポイントです。
アップグレードポイントを10pt〜20pt獲得することができます。
国内線ですと搭乗日の当日空きがあればプレミアムクラスに4ptで変更することが可能です。
ポイントを利用しない場合は9,000円必要ですのでちょっとためらってしまいますが、ポイントだと気軽に利用できますよね。
広い座席になるうえに、食事やアルコールの提供もありますので質の高いサービスを享受できます。
国際線の場合は路線によって必要ポイント数は異なりますが20ptもあればエコノミーからビジネスにアップグレードすることもできます。

国際線利用時にプレミアムエコノミー用のチェックインカウンターを利用できます。
国際線のエコノミーのカウンターは長蛇の列になっていることがありますが、ここを利用せずにプレミアムエコノミーのカウンターを利用できるのはちょっと嬉しいですよね。
列に並ぶのは時間の無駄で旅の質を下げる大きな要因です。
これを回避することができるのは良いことです。

プラチナサービス

1年間で50,000プレミアムポイント(うちANAグループ便が25,000)でプラチナになれます。
仕事で出張が頻繁に入る人でないとなかなか達成できないハードルでしょう。
おそらくプライベートで年に海外旅行を2回程度するような方でも達成は難しいと思います。

特典はブロンズに比べて格段に良くなります。
なかでも、ラウンジが利用できるようになるのは大きいでしょう。
ANAが運航している主要な空港には保安検査を通過後にラウンジがあります。
本人と同行者1人までが無料でラウンジを利用することができます。
空港到着後、出発までの時間をゆっくりと過ごすことが可能です。
ビールなどのアルコールやスナック程度のおつまみも用意されています。
プリンターも使えますし、インターネットに接続するための環境やコンセントがあったりとビジネスマンにとっては大変便利です。
実際に、利用されている方の多くがビジネスマンで出張時に活用されているようです。
クレジットカードのなかには空港でラウンジが使えると謳っているものもありますが、航空会社の提供するラウンジはそれとは大きく異なります。
いくつかの例外を除いてクレジットカード会社のサービスで利用できるラウンジは保安検査場の外にあります。
したがって、搭乗時刻の直前までラウンジでくつろぐことができません。
さらにアルコールの提供をしていないところもありますし、利用者が多くてラウンジに入れないという事態まで生じています。
成田空港では到着時に利用できるラウンジも用意されています。
シャワーが利用できますので、国際線で疲れた体をリフレッシュしてそのまま会社に行くことも可能です。

ANA Loungeの様子はこちら↓↓↓

ANA Lounge 福岡空港(2017年9月)

プラチナサービスのもうひとつのメリットはSFC(スーパーフライヤーズカード)に申し込む権利を得ることです。
SFCとはクレジットカードでSFCを所有しているだけでプラチナとほぼ同等のサービスを得ることができます。
年間にそんなに飛行機に乗らない人でも、一度SFCを作ってしまえば半永久的にプラチナ同等のサービスを得られるということです。
さらに、SFCはクレジットカードですので家族会員用のカードを発行してもらうことができます。
つまり、家族の方が単独で旅行する際にもラウンジ等を利用することができるのです。
さらに、本会員と同じように家族会員の同行者の方も1人まで無料でラウンジを利用できます。
国際線利用時はビジネスクラス以上が利用できるANA LOUNGEを利用できます。
国際線のラウンジよりも質の高いアルコール(ビール、ワイン、ウイスキー等)や軽食を楽しむことが可能です。

国際線でもプラチナは威力を発揮します。
最安値のエコノミーで予約していても空きがあればプレミアムエコノミーに無償で変更できるのです。
これはSFCでも同じです。
プレミアムエコノミーは座席が広くなり、ビジネスの食事の一部が提供されるなど、エコノミーよりも格段に良いサービスを受けることができます。

プレミアムエコノミーの様子はこちら↓↓↓

ヒースロー→羽田 ANAプレミアムエコノミー(2017年9月)

なお、プラチナになるとスターアライアンスのゴールドメンバーになります。
海外旅行時などにANA以外の航空会社でもスターアライアンスに加盟している航空会社を利用するのであれば、ラウンジが利用できます。
海外の空港では乗り継ぎで長い時間を待たさせれることもあります。
そんなときにラウンジを利用できるのはありがたいです。
飛行機を利用するのであれば航空会社のラウンジの利用可否が重要なポイントといっても過言ではありません。

SFCを取得するためには一度でもプラチナになる必要があります。
巷では「修行」といってプラチナを取得するために飛行機に乗りまくるという方法を実践されている方もいます。
飛行機に乗ることが好きな人であれば良いですが、そうでもない人にとってもはまさに「修行」ですよね(笑)
SFCを取得しなくても航空会社のラウンジを利用することは可能です(利用できるラウンジの数は限られますが・・)。
それはクレジットカードなどに付帯するPriority Passを取得するという方法です。
これに関してはまた別途お話させていただきます。

さらにIHG系列のANAホテルでもSFC向けの宿泊プランがあったりします。
ベストレートから割引があり、さらに朝食やウェルカムドリンクがついてくるというお得なプランです。

ANAクラウンプラザ熊本ニュースカイ スタンダードツイン(2017年11月)

ダイヤモンドサービス

1年間で100,000プレミアムポイント(うちANAグループ便が50,000)でダイヤモンドを達成できます。
仕事で出張が多い方でもなかなか10,000プレミアムポイントを達成することは大変だと思います。
例えば、羽田-千歳間を往復運賃(約7万円)で往復チケットを購入して利用したとして2,840プレミアムポイントですので、35往復程度必要ということになります。
つまり、月に3回程度は羽田-千歳を往復する必要があり、しかも往復運賃という高い運賃を利用しないと達成できないということです。

達成することが難しいということは、用意されている特典もプラチナからは格段に良くなっています。
その筆頭として、ANA SUITE LOUNGEがあります。
国内線ですと羽田空港、伊丹空港、那覇空港にあります。
国際線の場合は成田空港、羽田空港にあります。
ファーストクラスに乗る人のみ入室を許可されている空間に、エコノミーの最安値のチケットでもダイヤモンド会員であれば入室できます。
提供されているお酒や食べ物のクオリティはプラチナ会員が利用できるANA LOUNGEとは一線を画するものです。
片道100万円を払っているファーストクラスの上客に提供するサービスがビジネスクラスと同じな訳がありませんせよね。
そのサービスの凄さは想像できると思います。

ANA Suite Loungeの様子はこちら↓↓↓

ANA Suite Lounge 伊丹空港(2017年6月)

羽田空港国内線ANAスイートラウンジ(2017年9月)

羽田空港国内線ANA Suite Loungeのシャワールーム(2017年7月)

ANA Suite Lounge 成田空港(2017年7月)

また、ダイヤモンドメンバー限定の選択式特典というものがあります。
2017年度の選択式特典のうち良さそうなのは

  • ANA SKYコインコース:60,000コイン
  • アップグレードコース:12アップグレードポイント
  • ミシュラン星レストランコース:約50店舗から1店舗にペアで招待
  • IHG・ANA・ホテルズグループ宿泊・お食事コース:クーポン5,000円×8枚

あたりですね。
上記から1つを選択し、さらに

  • 機内販売用クーポン:5,000円×4枚
  • ANA SUITE LOUNGE利用券:6枚

を選択することができます。

これだけでもプラチナと比較するとその差は歴然としていますよね。
他にもフライトボーナスマイルが115%〜130%に増加したり、マイルからマイルの有効期限がなくなるなど様々な特典が用意されています。

それと国際線でアップグレードするときに空席待ちの優先順序が違ってきます。
プラチナ以下の方が10人空席待ちをしていても、ダイヤモンドの場合はその先頭に入って1番目として扱われるというものです。
長距離路線になるほど空席待ちになることが多くなりますが、ダイヤモンドは優先されますのでかなりの勝率でアップグレードに成功することになります。

ビジネスクラスにアップグレードしたときの様子はこちら↓↓↓

ANAビジネスクラス ワシントンD.C-成田 搭乗記(2017年7月)

ダイヤモンドはSFCのようにクレジットカードを取得すれば得られるステータスではありません。
取得するにはかなり飛行機に乗る必要がありますが、ダイヤモンドを得ることができればさらにワンランク上の質の高い旅ができるようになるでしょう。