Moxy東京を初めて利用しました。
ちょうど総武線沿線で用務がありましたので、錦糸町にあるこのホテルを選びました。
写真を見て気になっていたホテルなのでちょっとワクワクします。
ホテル到着後チェックインカウンターがなくて戸惑いましたが、ここはバーのレジのようなところでチェックインするようです。
この時点で普通のホテルではないことを悟り頭の中を切り替えます 笑
詳しくは後ほど書きますが、この切り替えができるかがこのホテルを気に入るかどうかを大きく左右することになると思います。
フランクな感じのスタッフの方と雑談しながらチェックイン完了です。
かなり早めの到着でしたが低層階であればすぐにアサインできるということでそちらをお願いしました。
さて部屋に向かいます。
廊下を歩いて気づきましたがホテルというよりはアパートに来た感じでしょうか。
ホテルの客室のドアじゃないですよね。
ちなみにすりガラスのようになっていますが、これはフェイクで実際には向こう側に一切光を通しませんので姿が透けるというようなことはありません。
つまり演出ということでしょうか。
部屋は狭くベッドと椅子が置かれているだけです。
ビジネスホテルと同じぐらいか、ちょっと広いかなという程度。
ベッドがシワシワですがこれは最初からです。
一度座ったりしたわけではなく最初からこの状態なのです。
普通、こんなベッドメイクを見ると残念に思いますが、すでに頭の中はいつもの感じのホテルに来たのではないと切り替え済みなので問題なし。
ホテルというよりは友達のアパートに来たような感覚なので気になりません 笑
(実際、昔友人が住んでいたブルックリンのボロアパートになんとなく雰囲気が似ています。)
それに「Don't Forget to Smile」と書かれたクッションが置かれていますので、ここは笑って許すところなんだと思います 笑
この椅子は使いづらく座ることはありませんでした。
物置として利用しました。
サイドボードには電話と水が置かれています。
電話も部屋の演出に一役買っていますね。
テレビは大きめのものが壁掛けされていました。
椅子やテーブルは壁に掛けてあって必要があれば組み立てるというもの。
部屋が狭いのでこのような工夫がされているんでしょうか。
とりあえず窓側にセットしてみました。
ここだとベッドサイドの電源が届きますのでパソコンを使うこともできます。
でも簡易的な椅子なので座り心地は良くありません。
こんな机と椅子で仕事するぐらいだったら1Fのライブラリーで仕事したほうがいいですね。
ライブラリーの様子はまた別記事で。
こちらは水まわり。
洗面台は広めに取ってありますのでそこそこ使いやすいです。
この部屋にはミニバーはありませんのでここにケトルが置かれています。
バスアメニティ。
必要なものは最低限そろっていました。
洗面台のすぐ横にシャワーブース。
ここはバスタブがありませんのでシャワーのみです。
シャワーが黒というのは珍しいですよね。
ハンドソープやシャンプーのディスペンサーなど所々ピンクが使われていてアクセントになっています。
窓からの景色。
この部屋は目の前に首都高が通っていました。
交通量が多く音もそこそこ部屋に聞こえてきますね。
騒音が気になる方は部屋のアサインのときにリクエストを出しておいたほうがいいでしょう。
私も騒音が気になるタイプなのですが、この日は夜飲んで遅くに戻ってきたので気にする間もなくすぐに寝てしまいましたので心配無用でした 笑
マリオットのゴールド会員の場合は朝食が無料でついてくるようです。
1Fにあるレストランで利用できるチケットをもらいました。
それとウェルカムドリンクのチケット。
こちらは宿泊者全員に配られているようでした。
チェックイン後出かける前にウェルカムドリンクをいただくため1Fのバースペースへ。
ウェルカムドリンクのチケットを渡して待つ間にすこし散策してみました。
バーの前にはこんなスペースが広がっています。
サッカーのゲームも。
こちらは奥にあるスペース。
朝食もこちらで提供されます。
大きなダイニングテーブル。
窓側には2人用の座席が並びます。
カウンターの一角にはこんなクールなおもちゃがありました。
お酒飲みながら遊んだら楽しそう 笑
このホテルは客室に冷蔵庫がありません。
その代わりといっては少し変ですがアルコールを含め食べ物が売られているコーナーがあります。
カップ麺も売られています。
こちらはヌードルスタンド。
冷凍庫もあってアイスクリームなどもあります。
こちらはフルーツやフレッシュサラダ。
さてウェルカムドリンクはアルコールも選べましたのでMoxyのオリジナルカクテルをいただきました。
そういえば部屋にないものがもう一つ。
アイロンがありません。
そのためアイロンルームというのが用意されていて、こちらを使えるようです。
中はこんな感じ。
イケメンのお兄さんと向かい合ってアイロンをかけることができます 笑
このホテルは好みがはっきり別れると思います。
このホテルのメインターゲットは、世界を旅して、SNSを活用しているような世代という感じ。
ビジネス用途では向かないかもしれません。
感覚としては共同生活をする寮のようなところに近いです。
そして1Fのバーなどに自然と集まってくるように設計されていて、そこで他の客との交流が自然と生まれるようなことを狙っていると思います。
そういう人との関わりが面白いと思えるか、面倒だと思うかでこのホテルの評価は割れるのではないでしょうか。
個人的には、そのときの気分次第ですね。
重要な会議を控えていたり、夜ホテルで集中して仕事したいときにはこのホテルを利用することはまずありませんね。
一方、リラックスして人と関わる余裕があるときはこのホテルは楽しめると思います。
日本に旅行している外国人なんかと気さくに話すのも面白いものです。
この時はサンフランシスコから来ていたアメリカ人とちょっと話して、なぜかラーメン屋の情報を交換しました 笑
こういうホテルの形態は面白いのではないでしょうか。
また機会があれば利用したいと思います。